抱っこひもは育児に欠かせないアイテムという人は多いですよね。

抱っこが大好きだから、家でも外出中も抱っこひもを使うけれど、長時間抱っこひもを使っていても大丈夫かな?と不安な方はいませんか。

実は、長時間の抱っこひもの使用は抱っこしている側の負担だけでなく、赤ちゃんにも負担になります。

この記事では、長時間の抱っこひもの使用が与える影響対策について説明します。

この記事を最後まで読んで、抱っこする側のママパパにとっても、赤ちゃんにとっても心地よい抱っこを取り入れてください。

抱っこひもの連続使用は2時間までにしましょう

結論から言うと、製品安全協会の基準では、抱っこひもの連続使用時間は2時間となっています。

2時間までなら大丈夫ということではなく、最大の連続使用時間の目安です。

長時間の抱っこは、抱っこする側も赤ちゃん側も負担になるため、赤ちゃんの様子を見ながら、必ずこまめに休憩を取るように心がけてください。

長時間抱っこひもを使うママ・パパの負担

抱っこひもを使って抱っこをすると、素手で抱っこするときと比べて楽になります。

月齢にもよりますが、重さに耐えられる限り、長時間抱っこを続けることもできてしまいます。

なぜなら、優れた抱っこひもの機能により、肩や腰ベルトで赤ちゃんの重さが分散されているからです。

しかし、ラクになっているとはいえ、身体には負担がかかっています

長時間の使用は、育児腰痛肩こりの原因になりますので、適度に休憩をはさみましょう。

長時間の抱っこひもの使用は赤ちゃんにも負担になっている

長時間の抱っこひもを使用すると、赤ちゃんはずっと長時間同じ姿勢でいることになります。

想像してみてください。

大人でもずっと同じ姿勢で座っていると、身体が痛くなりませんか?

どれだけ快適な椅子だとしても、長時間同じ姿勢で座っていれば負担になりますよね。

赤ちゃんが抱っこひもの中に包まれているときは、身体を自由に動かすことができないため、負担になっています。

抱っこひもは休憩をはさみながら使用しましょう

抱っこひもは長時間使用していても疲れにくい構造になっているため、赤ちゃんがおとなしくしているとつい抱っこしたままになりがちですよね。

抱っこひもの中にいるときも、15分~30分程度で少し身体を持ち上げるように赤ちゃんの姿勢を正したり、足を触ってマッサージしたり、同じ姿勢がずっと続かないように気を付けるようにしてください。

抱っこひもの使用が2時間を超えたとたんに何か問題がおこるわけではありませんが、2時間までなら絶対に大丈夫という訳でもありません。

2時間は最長の目安と考えて、適度に休憩をとるとよいですね。

授乳の時間や、おむつ替えのタイミングで、ごろんと寝かせておむつを替えたり、ハイハイやつかまり立ちなど、身体を自由に動かす時間を取り入れるようにしましょう。

長時間の抱っこひもによる影響

長時間抱っこひもを使用することで、赤ちゃんに与える可能性がある影響は以下があげられます。

  • あせもやおむつかぶれ
  • 水分不足
  • 血行不良
  • 関節への負担

あせもやおむつかぶれ

赤ちゃんは汗かきで、お肌はとてもデリケート。

皮膚が薄く刺激に弱いため、汗をかいたままにしていたり、おむつを長時間つけたままにしておくと、あせもやおむつかぶれができてしまいます。

水分不足

抱っこひもで長時間抱っこしていると、熱がこもりやすく高温多湿になりがちです。

長時間の抱っこひもを使用していると、汗をかいたり、おしっこをしたり、赤ちゃんは身体の中の水分を外に出しています。

水分不足による脱水症状や熱中症は、夏場だけでなく、冬の間も注意が必要です。

赤ちゃんだけでなく、抱っこしているママパパも水分補給を忘れないでくださいね。

血行不良

長時間無理な姿勢での抱っこや、足の付け根がずっと圧迫され続けてしまうと血流が悪くなってしまいます。

赤ちゃんのお腹や太ももに赤く跡が残っていたり、紫色のうっ血がみられたりするときは要注意です。

ベルトがきつすぎないか、ゆるすぎないか。赤ちゃんの抱っこの姿勢は正しく出来ているか確認しましょう。

月齢に合わない抱き方は、赤ちゃんを危険にさらすことになりますので、必ず製品の取扱説明書をよく確認しましょう。

関節への負担

赤ちゃんの関節は非常にデリケートにできています。

以下、日本小児形成学会から注意喚起されているように、赤ちゃんの脚は、膝と股関節を曲げてM字のポジションを保つことが必要です。

両膝と股関節を曲げてM字型に開脚した状態を基本として、自由に脚を動かせる環境をつくりましょう。 両脚を外から締めつけて脚が伸ばされるような、きついオムツや洋服はさけましょう。

日本小児形成外科学会

抱っこひもから赤ちゃんの脚が、だらんと垂れ下がらないように気を付けましょう。

抱っこひもで赤ちゃんに負担をかけない対策法

抱っこひもで赤ちゃんに負担をかけないために、1番にできることはこまめな休憩です。

そして、赤ちゃんに負担をかけない抱っこひもを選ぶことが大前提です。

ミアミリーのヒップシートキャリアは、ヒップシートの台座の上に赤ちゃんが座るため、脚がだらんと垂れさがらずに、脚を自然なM字のポジションに保つよう設計されています。

デリケートな赤ちゃんの股関節に負担をかけない優しい商品として、国際股関節異形成協会(IHDI)の公式認定を受けています。

ヒップシートの座面は、赤ちゃんの体重をしっかりと支えて、お尻が痛くならない最適な柔らかさに仕上げています。

また、表面の滑り止めパッドは、固定しすぎず不意にお尻が滑ってしまうことを防いでいます。

大人でも同じですが、お尻が全く動かないイスは不快ですよね。

ママパパのお腹にあたる部分には、クッションが入っているので、抱っこする側のママパパも快適に使用できます。

人間工学に基づいて設計・デザインされたヒップシートが、ママパパの背中をしっかりサポートして抱っこがラクに感じるミアミリーのヒップシートキャリア。

ママパパの負担が軽くなって、抱っこがラクになって長時間でも使用できそう!と口コミをいただきますが、長時間の使用は赤ちゃんの様子を見ながら注意することが必要です。

どれだけラクに感じていても、長時間の使用は負担がかかるものです。ママパパや赤ちゃん、双方の負担を軽くするためにも、抱っこひもの連続の使用は長くても2時間までと心にとどめて、こまめに休憩をいれましょう。

とってもラクな抱っこひもミアミリーのヒップシートキャリアは、全国の正規取扱店でご覧いただけます。

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